誠実さを貫く意義

俺は文章を書くにあたって、一番は嘘は書かないことを守ってる。

嘘を書かないと言っても、個人情報をばら撒くほど馬鹿正直に書くつもりはないし、言えないことは「ぼかす」これはなんとか嘘は付いてないということにしていただきたい。

過去のエピソードも自分の覚えてる範囲で書いてるから、思い違いや言葉の正確さも定かではないし、激情型の人間なのでセリフを大げさに書いてしまう場合もある。

例えば悲しかっただけなのを「涙が滲んだ」など。

 

これも嘘ではないとお許しいただきたい!

 

嘘を一回でも書くとその嘘を覺えてないと辻褄が合わなくなるから、とにかく嘘を書かない。読んでくれる人に対しての誠実さとしては、面白く書くのはもちろんだけど、とにかく嘘なく正直に。

 

これが誠実さである。

 

今の時代、これを貫くのが本当に難しい…

誰か分からない顔も分からない、嘘は付き放題。無いことをあることのように激しく書けばアクセス数は稼げるかも知れないが、真実性は確実になくなる。

見てる人の時間を奪っておいて、本当と偽って嘘を書くことの罪深さを俺は考える。

強引に刑罰で表すならば、窃盗と詐欺である。窃盗は十年以下の懲役または50万以下の罰金、詐欺は罰金刑はなく10年以下の懲役である。

こう書けば嘘のブログはかなり罪深いと伝わるでしょう。

でも「嘘をつかない」を守るのは見てる人に守ってるのが伝わりづらい。

「ちょっとぐらいの嘘の記事ならいいんじゃない?面白くなるし」そんな悪魔の言葉にも耐えなきゃいけない。

「嘘付いたって分かりゃしないよ、もしバレたって大したことないよ」

そんな言葉も俺自身からも聞こえる。

でも、街で歩いてても誰も俺に興味も持ってないし、話かけないと言葉も聞いてはくれない。いや、話しかけても「忙しい」と立ち止まることさえ、してくれないかも知れない。

だからこそ、わざわざ俺の言葉を見に来てくれたあなたには絶対に誠実でいたいと思うのです。

 

それは一回だけではなく、誠実さを続けて貫くことが重要だ。

嘘を書けないから、自分の持ってる思いや考え経験からしか書けない。だから、同じような事を書くかも知れない。

それはお許しいただきたい。

俺は人付き合いが下手だし、人付き合いの器も狭いので、みんなに同じ優しさは出せない。

でも、人付き合いをするならば、心から信頼出来る人を望んでしまう。安心出来る人を。

 

だから、まず自分がそんな人になるべきだと思ってる。

 

俺の文章を見る為に、自分の大切な時間を使って見に来てくれてる人には、ずっと絶対に誠実でいたいと思うのです。

薄っぺらい人間なので、ネタも無くなり嘘のない文章を書く為に、心えぐって時間かけて、もがきながら毎回書いてる。

そして、それを続けること。

 

ジブリ紅の豚のキャッチコピーみたいに書くならば、

 

「誠実さを貫くとは、こういうことさ」