愛欲が去った後の君へのラブレター


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人は必ず、出会った当初よりパートナーへの性的魅力を感じなくなる日が来ると前に書いた。

 

これは俺だけが思ってることではなく、専門の研究者が発表してることなのだ。

 

だからと言って、パートナーを大事にしないのか?

 

肉体的な魅力だけじゃない違う形の愛があってもいいのではないか?

 

出会った当初、付き合った当初より、さらに燃え上がる愛の形を考察しようではないか!

 

まず、1人だった時のことを思い出そう。せっかくの休み、何もする事がない。こんな時に誰かと遊びに行けたらなぁ〜と思って寂しい思いをしてたはずた。

 

しかし、今は結婚10年目の愛する妻がいる。寂しさを埋めてくれるパートナーがいるのだ。だから、あなたはいくら性的魅力の無くなってトドみたいに横になってる妻だろうと、独身時代の寂しい時を思い出して、側にいてくれるだけでも感謝だと思いながら、妻に優しく問いかけるんだ。

 

「ねぇ、明美。一緒にカプリチョーザのトマトとニンニクのスパゲティを食べに行かないかい?」

 

明美 「あん?今、Netflixで韓流ドラマ見てんの。だから行かない。『わかっていても』のソン・ガンたまんない…抱かれたいわぁ〜」

 

こんな言葉を言われたとしても、

 

「このトドメ色のメストドめ!鴨川シーワールドに送り返すぞ!!」

 

などと、口が裂けても絶対に言ってはいけません。

 

こんな時は、

 

明美ごめんよ、俺に魅力がないから韓流俳優にお股を濡らすんだね。俺が悪かった、もっと君を大事にして俺自身も自分の魅力を磨くよ」

 

そう心に誓うのだ。なんで自分が?とか思ってはダメだ。どちらが先とか俺だけがとかは思ってはダメだ。先に気付いた方が相手への気遣いと感謝を思うままに表すべきだ。

 

例え明美が風呂上がりに全裸に近い格好で歩き回ってても、

 

明美、脇腹のはみ出したお肉の下にはまだボディソープが付いてるぞ。ちゃんと洗わなきゃダメだよ」

 

そんな優しさも必要だ。例え結婚当初から20キロ太った明美だとしてもだ。あなたに安心しきってるのだ。あなたは私から離れないと。だから、気にせず安心してブクブクと太った豚みたいになったのだ。それもただの豚だと思うからダメなんだ。

 

幻の豚と言われる「平田牧場の金華豚」だと思えばいい。世界三大ハムの1つの原料になる豚だぞ?そう思うと、違う意味で美味しそうな身体に見えるだろ?

 

そうは言っても、やはりあなたも男。明美で性の欲求を満たす必要もあるだろう。だから、明美石原さとみだと思うんだ!よく見たら見えるはずだ、石原さとみの鼻の穴はいくつだ?2つだろ?

 

そう明美の鼻の穴も2つなんだ。だから、まさに石原さとみと一緒だ。

 

そう思うんだ。これが人を愛するということだ。

 

明美もあなたもいつまでも若くないんだ。とくに明美は2人の宝とも言える娘、ゆりを命をかけて生んでくれたんだ。妊娠すると皮下脂肪を付けて赤ちゃんを守ろうとしたり、産後の母乳のためにエネルギーをためようとして太るんだよ。

 

明美は今はそのまま太ったままだけど、あなたにも責任があるんだ。思い出してほしい。明美はあなたのために痩せようとしてただろ?

 

体型が変わってしまった明美が子育てしてた時、あなたは何をしていた?FANZAの月額会員となり毎日のように1人でハッスルしてたじゃないか!三上悠亜に夢中だっただろ!

 

産後、明美はあなたに求められないことに悩んで、ピーチ・ジョンTバックのセクシー下着も購入したんだぞ。知らないだろ、こんなに悩んでたことを。

 

そして、覚えてないかも知れないが、明美は勇気を出して一度あなたを誘った夜があったんだ。女性から性行為を求めるなんて、本当に勇気のいることだ。

 

その時、あなたは断った。疲れているからと、明日、仕事が早いからと。

 

しかし、知ってるぞ!その日あなたは三上悠亜の「美乳がポロリ!国民的アイドルのラッキーおっぱいハプニングSP」を見て、1人ハッスルしてたから疲れて寝たのだ!

 

明美の一世一代の誘いを無下にしたんだ。

 

だから、明美はもう諦めたのだ。だから、今の明美は太ったままだ。それはあなたを愛してないわけではない。家族として、あなたと娘を愛する方へ舵を切ったのだ。

 

今は韓流俳優のソン・ガンに夢中のように見えるかも知れないが、明美はずっとあなたに夢中だったんだ。あなたのために、あなたに家族を作ってあげたいと命をかけて娘を生んだんだ。

 

自分の体型が変わってもだ。

 

あなたが小さい時に両親が離婚して寂しい思いをしていた事を知ってたからだ。だから、明美は温かい家庭をあなたに味わってほしいと思ってた。あなたは明美の明るさと優しさに惹かれたんだろ?

 

だったら、ちゃんと今のありのままの明美に対して、心からのラブレターを送るべきだ。

 

明美へ 初めて出会った時の君は胸も大きく顔もタイプで一目惚れだった。でも、なかなか連絡先も教えてくれず、俺に対しての警戒心も強くて最初は本当に苦労したよ。でも、いつしか俺のどんな話でも真剣に聞いてくれて、笑ってくれて、一緒にいるだけで本当に楽しく嬉しかった。顔も体もタイプだし、性格もいい。結婚するなら明美しかいないと思ったよ。でも、結婚してからの俺は君がいることに慣れてしまった。君がいて当たり前と思ってしまった。この世に空気の存在を常に意識して生活してる人間はいないと思う。でも、明美がいなくなると苦しくなるんだ。若くて綺麗な女性はこの世にたくさんいる。でも、明美の変わりはいない。明美は俺にとっては空気と一緒だ。最初の頃の俺のために一生懸命に料理を覚えてくれたのも明美だし、妊娠前の服が着れなくなって体型も変わってしまった明美も俺にとったら、大事な人なんだ。一人っ子の俺に家族を作ってあげると言って泣いてくれた明美の優しさだけで、俺は一生かけて君に返すべき恩が出来たんだ。」

 

「家族になるということは、天気の良い時だけじゃなく雨風吹き注ぐ日も一緒に耐え凌ぐことだ。君が病気をした時は俺に悪いと思わず精一杯甘えてほしい。俺が倒れた時も真っ先に明美に頼る。お互いに気を使わないのが家族になるということだ。どちらかが先に天国にいくとは思うけど、俺は明美のいない世界は耐えれないから、俺が先にいくよ。それと俺もソン・ガンみたいに細マッチョになれるように筋トレするから、明美も後10キロは痩せてね。まだ男女としては終わりたくないから。これが俺から明美へのラブレターだ」

 

まぁ、まだまだ若いうちは、なかなか愛欲は捨てれんか。

 

しかし、これが最終形態ではなく、本当に二人ともが年老いて枯れ果てた後にも、また違う男女の形があると思うから、それは俺がヨボヨボの年寄りになった時にでも考察するとしよう。