いつも優しさがあった

最近、赤ちゃんの動画をよく見るんだが、他人の赤ちゃんなのに本当に可愛い。例えば、道端に赤ちゃんが捨てられたら、間違いなく保護して、食べ物を与えようと奮闘するだろう。

この無愛想で、利己的な俺でさえもだ。

人類が発展して来た理由は、間違いなく、赤ちゃんの可愛さも一因にあると思う。

もし生まれたばかりの赤ちゃんが、目つき悪くて、舌打ちばかりしてたら、大事に育てるかい?

痛覚があるから、人は無闇に死を選ばず、快楽があるから子作りをし、子供が可愛いから、せっせと大事に育てる。

本当に生物とはうまく出来てる。

赤ちゃん見てると本当に弱々しい。1人では何も食べれないし、泣くしか出来ない存在だ。それなのに、俺という人間は、1人で育ったかのように振る舞い「孤独とは、逃れられない人間の業だ」などと、悟ったふりして耳を塞いでる…

そんなお前でも、人に優しくされ、人に世話を焼いてもらって、この世に存在してるのだ。

ちょっとはその事を自覚して、人の為に生きてみろ!

そんな胸に痛い声が聞こえるから、また今日も耳を塞いで生きてる…

 

でも、昔から今まで、考えれば考えるほど、いつも周りには優しさが溢れてた。

 


いつも優しさがあったから、今まで生きて来れてるのだ。